あるキーワードの組み合わせで検索をかけた時、キーワードという”質問”に対して”回答”している記事がすでにたくさんあることがあります。
この場合、そのキーワードに回答する記事を新たに書いても検索上位に表示されることは難しいです。
ここでは、そのような場合であっても検索上位に表示される可能性のある記事を書く方法をお伝えします。
上位10サイトをまとめて記事作成する
下記のステップを踏んでいくことで、検索上位に表示される可能性のある記事を書くことができます。
はじめは時間がかかると思いますが、ぜひ、挑戦してみて下さい。
STEP1:キーワードの検索意図と、その答えの概要を理解する
指定のキーワードで実際に検索し、上位10サイトの記事を読み込みます。
検索者は何かしらの”意図”をもって、そのキーワードで検索をしています。
そして検索エンジンが返している検索結果というのは、その意図に対する”現時点で適切だと思われる答え”を載せているサイトを上位表示しています。
つまり、上位表示している記事を読み込むことによって、キーワードに対する”検索意図”と”答え”が分かります。
ただし、このステップでは、”検索意図”を把握することを中心にし、”答え”の部分はぼんやりと把握しておけば十分です。
STEP2:記事内容の骨子を固める。
読み取った検索意図に対して、どのような記事を書いたら検索者が満足できるか、を考えながら、記事内容の骨子を決めていきます。
STEP1で得た情報の要点と思われる内容をメモ帳に書き出してみて、読み取った検索意図と照らし合わせてみて下さい。
すると、検索意図に対する答えを提示するには、どのような情報を、どのような順番で伝えたら良いのか、というのが分かってきます。
STEP3:記事の「見出し」を決める。
STEP2で考えた記事内容の骨子と順番に則って、それら情報に対してタイトルをつけます。
それが記事の「見出し」となります。
STEP4:各見出しに対する「本文」を作成する。
各見出しに対して、記事本文を作成します。
この時、必要であればSTEP1で確認したサイトをもう一度確認するなどして、記事内容を確かなものに作り上げていきます。
この時点で既に大体10サイトを見ているので、自身の中で情報が溢れてしまっている可能性が高いです。
ご自身が決めた記事内容の骨子や見出しに対して、適合する内容だけを参照するようにして下さい。
時々、上位表示しているサイトには文字数を稼ぐために、”検索意図”からはかけ離れた情報が記載されていることがあります。
そのような情報は意識して除外します。
STEP5:まとめの「本文」を作成する。
記事の内容や感想をまとめ、ユーザーに問いかけを行ったり促しをしたりする文章です。
文章中にキーワードを『最低1回』は含ませてください。
STEP6:「冒頭文」を作成する。
最後に「冒頭文」を作成します。
キーワードの検索意図に寄り添った文章を用いて、記事の概要を伝えます。
検索するに至った背景を想像し、それを簡潔に超短文で物語化します。
その上で、”この記事にはどんなことが書いてあるのか”、”記事を読み進めるメリット”を読者にしっかりと伝えることを意識します。
文章中にキーワードを『2回程度』含ませてください。
ちなみに「冒頭文」を”最後”に作成するには理由があります。
各見出しに対する記事を作成してからの方が、”この記事にはどんな内容が書かれているのか”、”読むとどんなメリットがあるのか”、が自身の中で明確になるからです。
「冒頭文」を最初に作成する方がやりやすいという方もいますので、ここはご自身のやりやすい方でOKです。